患部の状態

手術後およそ３～５日で大きな腫れは消退していきます。浮腫みは１～２週間は気になる場合があります。完成は約６か月です。内出血が出る場合がありますが１～２週間程度で引いていきます。稀に脇～上腕のしびれ、感覚低下を生じることがあります。多くは一時的ですが、通常は手術後約６か月までになくなります。脇の創に沿って赤み、盛り上がりがありますが２～３か月程度で落ち着いていきます。

術後処置・アフターケア

医師による診察があります。

必要があれば、包帯のまき直しを行いしっかりと圧迫固定を継続させていただきます。

医師の診断によって、次の来院日が決まります。

しっかりとした圧迫固定が終了した後も、軽い圧迫固定は７日ほど継続させていただきます。

日常生活

飲酒・喫煙・入浴は1週間程度お控えください。術後の血腫予防に腕の安静が必要な手術となります。両脇を包帯とガーゼでしっかりと圧迫固定をしているため、腕の動きが制限されます。そのため日常生活に多少の影響があります。運動は１か月程控えていただいております。腕の動きが制限されるため、前開きの衣類をお勧めします。

患部の状態

徐々に完成に近づきますが、まだ若干の浮腫みや腫れがございます。

傷跡の赤み、盛り上がりは個人差がありますが、通常約6か月以内に落ち着きます。

術後処置・アフターケア

医師による検診があります。

術後処置はございません。

日常生活

腕の安静を守るため、激しい運動は1か月程お控えください。

※価格は全て税込です。

術後経過について

手術後の腫れ

手術後およそ3～5日で大きな腫れは引いていきます。浮腫みは1～2週間気になる場合があります。完成は約6か月です。

手術後の内出血

稀に出現することがあります。1～2週間で消失していきます。

術後の痛み

術後の痛みは軽度で、念のため鎮痛消炎剤を服用いただき、日常生活は翌日から普通におくれます。

腕の安静

術後の血腫予防に腕の安静が必要な手術となります。

感覚異常

感覚が鈍くなることがありますが多くは一時的です。通常は手術後半年までに自然回復していきます。

脇の創の赤み、盛り上がり

赤みは2～3か月の経過で落ち着いていきます。吸収性糸の縫合による盛り上がりは術後6か月前後で平らになってまいります。

リスク･副作用･合併症について

埋没した吸収糸の露出

抜糸を行う、または露出部分を切除し対処いたします。

感染

稀ですがどのような手術でも感染のリスクがあります。感染が起きた場合、抗生剤による治療や、膿がたまっている場合は小切開排膿を行い、感染源の摘出が必要となる場合があります。

血腫

血腫を生じると除去が必要な場合があります。

皮膚の壊死

皮膚の血行が悪くなると皮膚の壊死が起きることがあります。タバコはお控え下さい。部分的な壊死の場合、経過とともに治癒し目立たなくなります。やや大きい範囲で壊死をきたした場合は皮膚移植が必要となる可能性があります。

肥厚性瘢痕

傷跡が赤く盛り上がることがあります。傷の治りを良くするクリーム、注射、内服薬などで治療を行います。必要があれば切除再縫合で改善を図ります。

再発

アポクリン腺が一部皮膚の浅い部分に残った場合などに再発することがあります。手術で修正可能な場合、修正手術を行います。

粉瘤

稀ですが粉瘤ができることがあります。皮膚が下の組織としっかり引っ付くまでの間に毛穴を通して皮膚の上皮成分が皮下に落ちて閉じ込められてしまう為に、まれに起きる合併症です。手術で修正可能な場合、修正手術を行います。

汗の量が変わらない

汗の量はエクリン腺によります。エクリン腺は手術ではすべて切除することはできません。ボツリヌストキシンなどの注射で改善を図ります。