

皮膚の下に、皮下脂肪組織があり、鼻を支える構造的組織は、鼻翼軟骨、鼻中隔軟骨、外側鼻軟骨、鼻骨となります。東洋人の鼻は皮膚、脂肪組織が厚い方が多く、
反対に軟骨や骨の発達が良くない方が多く見受けられます。
鼻の手術の際には、これらの特徴をうまく生かし、状態に合わせ組織を切除、構造を変えていきます。

鼻は顔の中心にあり、鼻の大きさ、幅は、顔のバランスに大変大きな影響を与えます。黄金分割比にあてはめながら、理想的な鼻の高さ、長さを検討します。

(1) IF(infracartilagenous)切開
closed(クローズド)法。鼻翼軟骨の前縁を切開しアプローチする方法です。
(2)IC(intercartilagenous)切開
closed(クローズド)法。鼻翼軟骨と外側鼻軟骨の間からアプローチする方法です。
(3)Transcolumellar切開
open(オープン)法。鼻柱の皮膚切開からアプローチをする方法です。
術式に応じて適切な切開部位を選択し、最小限の傷から最大限の効果を得る手術を行います。
具体的には
(1)IF切開は鼻尖縮小術の際に用いられる方法です。
(2)IC切開は隆鼻術の際にI型インプラントを入れる時に用います。
(3)Transcolumellar切開は鼻中隔延長術、整鼻術の際に用いられる方法です。術野をしっかりと確保し、軟骨移植、骨切りなど構造を変える際に、確実に正確に操作するために用いられます。