すぐに理解できるバストの解剖 | 豊胸・バストアップ | プリモ麻布十番クリニック

豊胸術(ソフトコヒーシヴシリコン)の解説コラム

すぐに理解できるバストの解剖

豊胸術に関連したバスト周辺の解剖を解説いたします。

皮膚の下には乳腺が広がっています。その下には大胸筋、外腹斜筋などの筋肉があり、一番深層が肋骨になります。大胸筋の表面を覆うように大胸筋筋膜が存在します。

胸部の感覚神経は肋間神経の前皮枝、外側皮枝に主に支配されます。豊胸術を行うにあたりこの神経を傷つけないよう注意が必要です。

またワキには腋窩脂肪体の上に肋間上腕神経、内側上腕皮神経が走行しています。

この神経を障害すると腕の一部が感覚低下を来しますので注意が必要です。

ドクターが答える深掘りQ&A

プロテーゼの大きさにより、切開する箇所の大きさも変わってくると思いますが、その際神経のことで気をつけることはありますか

プロテーゼの大きさによる切開箇所の大きさの違いはごくわずかです。300ccまでのプロテーゼはすべて4cm程度。400ccになると4.5~5cm切開することもあります。

神経を傷つけるリスクはどんな手術でもありますが、神経の位置を手で触れて確認するなど、細心の注意を払っています。

プロテーゼの直径が大きくなると、当然神経に触れやすくなってしまいます。神経がある部分にプロテーゼを入れると神経が切れてしまい、感覚が鈍くなったり、しびれが出たりします。

狭い神経と神経の間より大きいプロテーゼを入れたいという場合、神経を切るしかなくなってしまいます。見た目が不自然になることもありあますし、当院ではそうした大きすぎるプロテーゼの挿入はおすすめしていません。

バストの大きさを決定するのは乳腺の大きさ(面積の広さ)でしょうか

そうですね。乳腺が大きい人はバストが大きく、小さい人はバストも小さいということになります。

乳腺の他に胸郭も関係しています。鳩胸の人はバストが大きくなりやすいです。漏斗胸(ろうときょう)といって胸郭がへこんでいる人は乳腺があってもバストが小さくなるため、乳腺が大きくても豊胸術を希望する方がいます。

若いうちから気をつけたいのですが、垂れやすいおっぱいの形はあるのでしょうか

やはり大きいバストの人はそれだけ垂れやすいということになります。いわゆる釣り鐘型やロケット型などといわれるタイプは注意した方がいいかもしれません。

やはり巷で噂になっているような、バストを大きくする方法などは信じない方がよいのでしょうか。万が一、神経が傷ついた場合、治すことはできるのでしょうか

どんな方法があるのか、よく分かりませんが、光を当ててバストアップするというような方法は医学的根拠はないと思います。

極端に強いマッサージをしないかぎり、神経を傷つけたりすることはないと思いますが、強いマッサージをするとクーパー靭帯の組織が伸びたりする可能性はあるかもしれません。

いずれの方法も、どんな根拠に基づいているのかは分かりませんので、あまり信じない方がいいと思います。

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