豊胸術・プロテーゼ挿入の切開部位について |豊胸・バストアップ | プリモ麻布十番クリニック

豊胸術(ソフトコヒーシヴシリコン)の解説コラム

切開部位について

豊胸術の代表的なプロテーゼ挿入に使用する切開部位の解説いたします。

切開部位(アプローチ法)について

豊胸術の代表的なプロテーゼ挿入に使用する切開部位です。

1. 腋窩(脇)

腋窩は、乳房自体に傷をつけず、最も傷が目立たない部位で、日本、韓国、台湾、 中国などの国々で人気がある切開部位です。傷は脇のシワに沿って3~4cmほどで、形成外科的に縫合することで目立たなくなります。デメリットとしては、手術操 作がやや難しく、安定した結果を出すのには熟練が必要と言われます。

2. 乳輪周囲

乳輪周囲は、傷の治りの良い方には大変目立ちにくい方法になります。ただし乳輪が ある程度大きくないと、大きなサイズのプロテーゼを入れることができません。人によっては傷跡が目立つことがあるのがデメリットです。

3. 乳房下溝

乳房下溝は、欧米諸国でよく用いられている切開部位です。手術の際の視野が広く、 手術操作がしやすい切開法です。デメリットはバストのアンダーに傷跡が左右対称の位置に残り、寝ている状態だと少しわかりやすい点です。

ただし多くの場合、形成外科的に丁寧に縫合することで相当目立ちにくく治癒します。

プリモのこだわり

当院では腋窩からのアプローチを基本としております。乳房自体に傷が残らないことが最大のメリットです。大胸筋下、大胸筋筋膜下のいずれの層にもダイレクトにアプローチできる点もメリットのひとつです。

脇の傷は最小限になるように、形成外科的縫合を行っています。上腕の皮神経を損傷しないように剥離を進めます。また切開部が側胸部にならないように腋窩の中央で切開を行います。これにより、傷が目立たず、かつ乳房のリンパ流に対する影響を最小限とすることができ、後日万一乳癌に罹患した場合の治療にも影響が少なくなるよう配慮しております。

ドクターが答える深掘りQ&A

「形成外科的に縫合する」とは具体的にどのように縫合するのですか

形成外科的な縫合というのは「傷がきれいに治るように配慮している縫合」ということになります。

当院で行う、形成外科的縫合では、まず半年から1年かけて、吸収される糸でしっかり中の組織を寄せるようにします。すると表面の皮膚にテンションをかけなくてもキレイに寄って、ぴったりとくっついてくれるのです。

内部からしっかり寄せてあれば、外側からは髪の毛より細い、柔らかい糸で多少のずれを調整する程度にふわっと縫えばいいだけです。こうした配慮をすることで、傷はほとんど目立たなくなります。

当院ではこの内部を縫う際に使用する糸も、最高品質のものを採用しています。

腋から入れた場合、どれくらいで傷が目立たなくなりますか?

腋の下は体の中でも傷が治りやすい部分です。一般的には半年から1年程度でほとんど分からなくなります。早い方だと3か月くらいで分かりにくくなります。

傷はワキのしわに紛れてしまうため、よほど近くからじっくり見ない限り、傷があることは分かりにくいようです。

アンダーバストのラインを切開した場合、傷口を保護するテープを半年程度貼るなどしてキレイに治るように配慮しています。いずれの方法でも、当院では傷が目立つというお叱りを受けたことはありません。

プロテーゼのサイズが小さい場合は、より小さい傷あとで済むということでしょうか。逆にサイズが大きい場合は傷も比較的大きくなるということでしょうか

腋を切開して挿入する場合、プロテーゼのサイズが300ccくらいまでは切開部分は4cm程度、それ以上のサイズですと4.5~5.0cm程度です。

乳輪からのプロテーゼ挿入の場合、術後に乳首の感覚が麻痺することはありますか

乳輪の下のラインを切開してプロテーゼを入れる方法は傷が治りやすい体質の方にとっては傷跡が目立ちにくい、アドバンテージのある方法になります。もちろんこの場合でも神経を傷つけないよう、細心の注意を払って手術を行います。

ただし、乳輪からプロテーゼを入れる場合、あまり大きなサイズのプロテーゼを入れることはできません。万が一、無理に大きなプロテーゼを入れると、乳頭の感覚が麻痺することがあるかもしれません。

腋から入れる方法のデメリットとして、術中の医師の視野の確保の問題があると思いますが、それの克服方法はありますか

プロテーゼ豊胸術では、いかに正確かつ安全に、シリコンプロテーゼを入れるポケット(スペース)を作れるかどうかがカギになります。

「大胸筋筋膜下」「大胸筋下」などの正しい位置を把握することは腋からも到達できるので、問題はありません。

そのあと、できたスペースに指を差し込みます。この時点でポケットは半分くらいできているのですが、さらにそこに沿わせるように、ダイセクター(剥離子)と呼ばれる器具を入れて剥離し、ポケットを完成させます。

当院では既製品のダイセクターの他に、組織を傷めることなく、正確・安全にポケットを作るため、当院でデザインしたオリジナルのダイセクターを使用しています。

また入れ替え用にも別のタイプのダイセクターを使用するなどして、術中、難易度が高くなる作業をいかに正確・安全に進められるかにとことんこだわっています。このことが、被膜拘縮の予防にもつながるからです。

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