宇宙へ

みなさんこんにちは

めっきり涼しくなりましたね

あっという間に夏が終わってしまったという印象です

すでに秋の風が吹いていて、物哀しい季節となりました

そんな中、所属しているオーケストラの定期演奏会が先日無事に終了しました

今回は、演奏時間が平均80分、マーラーの交響曲第7番という大曲に挑みました

指揮者によっては100分かかります

なかなか演奏される機会のない貴重な曲です

演奏されない理由としては、使用楽器の多さでなかなか揃えられないというものと

構成面と音楽自体がはらむ多義性が理解を困難にしているというものがあります

今回はこの曲についてのご紹介です

 

そもそもマーラーという作曲家をご存知ですか??

ベートーベンとかに比べるとわりかし現代の作曲家で、みなさんが知っている有名な曲は、交響曲第5番第4楽章のadagietto…といってもピンとこないかもしれませんが、ドラマなどの重要なシーンで流れる、いわゆる聴いたらわかる音楽です

マーラーの曲には「宇宙性」が強いです

宇宙性とは何か

言葉では表現しづらいですが、とても莫大なスケールの音楽であり、マーラーの精神面の破綻がカオスを作り上げてることもあれば、心にすっと溶け込んでくる共感性を帯びたものでもあるのです

聴いてこそわかる、この宇宙という感覚

しかしながら最初に練習をした時、つまらなすぎて7番はまさかの駄作なのかと疑いました苦笑

世の中でもそういった批判はされたことがあります!!

しかしどんどん練習していくうちに、とてつもない名曲の予感がしました

最初は異質すぎて近づけないのですが、中身を知っていくうちになぜか離れられない関係になっていき、もうそれなしでは生きていけない…そういった感覚になる曲なのです

副題は「夜の歌」であり、2楽章と4楽章がそれにあたります

夜になると湧き上がる情緒不安定性、物静かな雰囲気、漠然とした不安、高揚、様々な要素が凝縮されています

聴けば聴くほど迷子になるのです

夜の歌を挟むように1楽章と5楽章が構成されているのですが、もはやそれは宇宙

何かの大爆発で宇宙に放り出された感覚になるフレーズが何度か出てきます

その瞬間も、迷子になります!笑

最初はマーラーらしくない曲だなぁと思っていたのですが、この曲の本意を知るうちに、まさしくマーラーの曲であることを確信しました

前に交響曲3番を演奏した時に初めて宇宙へいく体験をしてマーラーの偉大さを感じておりましたが、今回さらにその気持ちは増しました

音楽って、現実を思い知らされることもあれば、現実逃避にもなる

本当に奥深くて離れることのできないものなんですよね

とてもマニアックな話でわかりづらかったかもしれませんが、ぜひ一度聴いてみて下さい

宇宙が広がります!笑

 

演奏会も終わり、私の夏が終わってしまいました

道の向こうに戻れない夏がある…後ろ髪をひっぱられる思いですが、乾燥の時期にむけて肌対策しっかりおこなっていきます

みなさんも乾燥には注意してくださいね

ナースS

 

 

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