診療のご案内
下眼瞼脱脂(結膜側)
若い時の印象に近づけたい・皮膚に傷を残さずまぶたのふくらみを取ります
下眼瞼脱脂(結膜側)が向いている方
- 1影くまが目立つ方。
- 2目袋が目立ち老けた印象を改善したい方。
- 3涙袋がはっきりしない方。
下眼瞼脱脂(結膜側)とは
下眼瞼脱脂術とは、下まぶたの目袋と言われる眼窩脂肪のでっぱりを取り除き、影クマの改善を図る術式です。
下まぶたがふくらんでいて、光のあたり方によって影が強調されクマにみえるのは、眼窩脂肪という脂肪がもともと生まれつき多いのか、老化により眼窩脂肪が前に出てきてしまうためです。この余分な脂肪を結膜側から取り除く術式が下眼瞼脱脂術です。経結膜的に手術を行いますので、まぶたの皮膚に傷が残りません。腫れなどによるダウンタイムも短く、手軽にアンチエイジングの効果がしっかりと得られる術式です。
当院の下眼瞼脱脂(結膜側)の特徴
裏側(結膜側)からのアプローチなので皮膚に傷が残りません。
腫れが3日~7日程度と早く引きます。
お化粧は翌日から行えます。
局所麻酔は34G極細針を採用(針の細さ0.2mm)、痛みは最小限です。
少しの痛みも怖く不安な方には、表面麻酔、静脈麻酔をおこないます。
下眼瞼脱脂(結膜側)の施術内容
まぶたの裏側(結膜側)の小さな穴から脂肪を脱脂する手術です。下眼瞼の眼窩脂肪は3つのコンパートメントに分かれると言われているので、3か所から脂肪を取りすぎないよう、適量ずつ切除するところがポイントです。傷はまぶたの裏側のみなので、傷が目立つ心配はありません。術後の腫れも数日で引いてしまいます。
下眼瞼脱脂(結膜側)の動画
下眼瞼脱脂(結膜側)の症例写真
下眼瞼脱脂(結膜側)の症例経過写真を掲載しています。下眼瞼脱脂(結膜側)の仕上がり、腫れ、傷跡の経過を詳しくご覧いただけます。
下眼瞼脱脂術のアフターケア
《手術当日》
患部の状態
浮腫みにより、白目が一時的にゼリー状になる場合がありますが、時間の経過とともに消失してきます。
血液の混ざったような目やにが出る場合がありますが、異常ではありませんので優しく拭き取ってください。
まれに内出血が出ることがあります。白目の部分に赤く出ることもあります。個人差はありますが、約1~2週間で消失します。
術後処置・アフターケア
手術当日帰宅直前に医師による検診があります。
抗生剤(細菌感染予防のため)・鎮痛剤(通常痛みは軽度ですが、念のため処方しています)・胃薬(鎮痛剤などによる副作用を抑制するため)を術後3日間内服していただきます。
日常生活
当日より洗顔、洗髪、全身のシャワーが可能です。
入浴・激しい運動は1週間程度お控え下さい。
当日からメイクが可能です。目元のメイクは翌日から可能です。
コンタクトレンズは違和感がなければ術後3日目から装着可能です。但し、白目がゼリー状になっている間は装着をお控え下さい。
目元をこすらないようにしてください。稀に出血する可能性があります。又、傷に悪影響を及ぼす可能性がありますので、安静を保つようにして下さい。
就寝時はクッション等を用いて上半身を高くしてお休みください。
飲酒・喫煙は1週間程度お控えください。
《7日目》【検診ためご来院】
患部の状態
腫れは1~2週間で引き、炎症が落ち着いていてきます。
浮腫みにより、白目が一時的にゼリー状になる場合がありますが、時間の経過とともに消失してきます。
血液の混ざったような目やにが出る場合がありますが、異常ではありませんので優しく拭き取ってください。
まれに内出血が出ることがあります。白目の部分に赤く出ることもあります。個人差はありますが、約1~2週間で消失します。
術後処置・アフターケア
医師による診察があります。
日常生活
術後7日目以降、通常通り入浴、運動が可能になります。
目元をこすらないようにしてください。稀に出血する可能性があります。
《1~3ヶ月》【検診のためご来院】
患部の状態
徐々に完成に近づきますが、まだ若干の浮腫みや腫れがございます。
術後処置・アフターケア
医師による検診があります。
術後処置はございません。
日常生活
目元をこすらないようにしてください。稀に出血する可能性があります。
《6ヶ月》【検診のためご来院】
患部の状態
ほぼ完成となります。
術後処置・アフターケア
医師による検診があります。
術後処置はございません。
日常生活
すべて通常通り可能です。
下眼瞼脱脂(結膜側)のQ&A
下眼瞼脱脂(結膜側)についての質問にお答えしています。それぞれの質問をクリックすると回答が見られます。
他院でBNLSを近い日にちで施術していても、脱脂の施術は可能でしょうか?
近い日にちでBNLS注入を行っていても、
当院は高周波メスによる切開、バイポーラーシザーズなどの機械を用いることで、
術野の出血をごくわずかにすることができるため、
BNLS注入後の脱脂手術に影響は少ないかと思います。
上眼瞼脱脂術、下眼瞼脱脂術ともに問題なく可能と考えます。
たれ目形成後に脱脂や脂肪注入の施術をすると、たれ目が元に戻ってしまったり糸が外れるといったことはないでしょうか。
下眼瞼拡大術(たれ目形成術)の術後に下眼瞼に脂肪注入(マイクロCRF注入)などを行なっても、術野が離れているため通常問題ないと考えます。
下眼瞼脱脂術は下眼瞼拡大術後に行う場合には注意が必要です。もしも下眼瞼拡大術の糸が邪魔になり外さなければならない場合には、眼窩脂肪の摘出後に再度縫合固定を行います。
私は目の下にたるみがあり、それが不健康に見えるので、 8ヶ月前に目の下のたるみ取りを行いました。 それから、眼窩脂肪を取られすぎてしまい、目の下に窪みができてしまいました。 手術前より老けて見えるようになってしまい、整形したことを本当に後悔しています。 この修正はどのような施術になりますか?
下眼瞼のタルミとり後の修正のご相談ですね。
方法には脂肪注入、ヒアルロン酸注入などが選択肢になります。
ヒアルロン酸の注入がもっとも手軽でダウンタイムもいらない施術になります。
脂肪注入は生着した脂肪は永久ですが、少々ダウンタイムが必要です。
当院の脂肪注入はマイクロコンデンスリッチ法を用いており、
生着の良い方法になります。脂肪注入も専用器具を用いて行います。
それぞれご状態に合わせ最適な方法がありますので、
よろしければ診察の上提案させていただければと思います。
眼下瞼の脂肪を結膜から取って欲しいのですが、 脂肪を取り過ぎる事もあると聞きました。 又、切って脂肪を取るとアカンベー状態になる可能性もあると聞きました。 どちらがいいのでしょうか?
下眼瞼脱脂術も脂肪を取りすぎるとやや窪むことがありますので細心の注意を払い手術を行います。
皮膚を切開し脂肪を取る下眼瞼切開術は皮膚を取りすぎるとやはりアカンベー状態になります。
こちらの手術もその点をしっかりと理解し慎重に手術を行います。
眼窩脂肪の摘出を目的とする場合には経結膜的下眼瞼脱脂術をお勧めいたします。
皮膚に傷を残さず、確実に脂肪が減ります。取りすぎないよう注意しながら行います。
目の下のクマの脂肪を取るデメリットってなんですか? 目が、少し陥没するって本当ですか? 青グマを消す方法は、ヒアルロン酸以外にはないのですか? レーザーや漂白剤とかでは青グマは消せないのですか?
脂肪を取りすぎると少し凹むことがあります。
その点に注意を払えばとても良い施術です。
青グマはヒアルロン酸注入では改善しない可能性がやや高いかと思います。
マイクロコンデンスリッチファットを注入する治療によって改善する可能性があります。
質問なのですが、渡部いずみさんのブログによると「術後カサブタがあると傷跡が残りやすい」とのことだったのですが、 まぶたの手術後はいつから洗顔した方が良いのですか? それと洗顔はどのようにしたら良いでしょうか?(水洗いなのか、石鹸を使うのか、触れるように洗うのかなど) 詳しく教えていただけないでしょうか?
傷は目立ちますか?
結膜側(裏側からのアプローチ)から脱脂をおこなうため、皮膚に一切傷を残しません。
術後はどのくらいから化粧ができますか?
メイクは術直後からOKです。
腫れはどのくらい続きますか?
通常、大まかには3~4日で引いてきます。むくんだ感じは1週間ほど続くこともあります。
手術中は痛いですか?手術時間はどのくらいですか?
麻酔は静脈麻酔で行いますので、意識、痛みはありません。手術時間はおよそ1時間です。
内出血はでますか?
手術は痛いですか?
全身麻酔で行いますので手術中全く無痛で意識もございません。
また注入する局所麻酔剤には痛みを緩和させる成分を入れております。
時間をしっかりとかけてゆっくりと注入を行いますので、注入時の痛みも最小限となります。
下眼瞼脱脂(結膜側)の料金
下眼瞼脱脂(結膜側) | ¥330,000 |
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※価格は全て税込です。
下眼瞼脱脂(結膜側)の主なリスク・副作用
起こり得る可能性のあることを列挙しております。当院ではこれらの症状を起こさないよう、それぞれについてしっかりと対策をとり、細心の注意を払い施術を行っております。万一症状が起きた場合にも対処法をご用意しております。症状の改善を図るよう全力で診療を行います。
術後経過について
- 手術後の腫れ
- 手術後およそ1~3日で大きな腫れは引いていきます。浮腫みは1週間程度気になる場合があります。
- 手術後の内出血
- 稀に出現することがあります。1~2週間で消失していきます。
- 瞼の違和感
- 下眼瞼脱脂術を行ったすぐは、瞼に違和感を生じます。時間の経過とともに緩和する症状です。
- 傷跡
- 結膜に残ります。経過とともに目立たなくなっていきます。
リスク・副作用・合併症について
- 変化が乏しい、変化しすぎる
- 万一生じた場合、再度下眼瞼脱脂術を行う、脂肪やヒアルロン酸注入などで調整を行います。
- 瞼の形態の変化
- 若干小じわが増えることがあります。涙袋が分かりやすくなることがあります。
- くま
- くまが改善する手術ですが、色などの症状は残ります。
- 複視
- 外眼筋に手術の影響が及ぶと起こることがあります。
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監修医師
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