診療のご案内

マイクロ CRF(マイクロコンデンスリッチファット)注入術

Micro Condensed Rich Fat Injection therapy

FillerGeller(フィラージェラー)により抽出された良質な脂肪細胞マイクロコンデンスリッチファット(マイクロ CRF)を目の周囲や口唇、頬などの気になる部分に注入し、肌の色調や質感を改善させます。
マイクロCRFは、定着率が比較的高いうえ、豊富な成長因子を含み、注入した部分の組織を活性化させます。


アメリカFDAの認可を受けた機器「LIPOMAX-SC」で、特許取得しているウェイトフィルターを装着し、外気に触れないまま遠心分離にかけ、石灰化や脂肪壊死の原因となる死活細胞や細胞膜などの不純物を除去します。

このコンデンス(濃縮)技術で生成された健全な濃縮脂肪細胞=コンデンスリッチファット(CRF)だけを注入するため、高い定着率を実現し、吸引した脂肪を最大限に活かせます。

マイクロCRFとは

吸引した脂肪細胞から石灰化や脂肪壊死の原因となる死活細胞、細胞膜や血液などの不純物を取り除いた濃縮脂肪細胞=コンデンスリッチファット(CRF)を、さらにFillerGeller(フィラージェラー)を用いて細かく粉砕し、再度遠心分離して濃縮精製した脂肪細胞がマイクロCRFです。マイクロCRFは良質な脂肪細胞と幹細胞を高濃度に濃縮したもので、注入後の石灰化や脂肪壊死のリスクが抑ええられています。

マイクロCRFの特徴

不純物を分離して健全な脂肪のみを抽出したコンデンスリッチファット(CRF)から、さらに良質でジェルのようになめらかで微細な脂肪のみを抽出し精製したマイクロCRFは、皮膚の薄い繊細な部位などへの注入でも綺麗な仕上がりに形成が可能です。脂肪量に対して幹細胞の濃度も高く、定着率がさらに高くなります。豊富な成長因子を含み、注入した部分の肌の質感、色調や形態を改善させます。

コンデンスリッチファットを専用機器FillerGeller(フィラージェラー)によって、採取精製したコンデンスリッチファットをさらに細かく粉砕します。
これらを遠心分離し、良質で微細な脂肪細胞と幹細胞のみを抽出することで、細やかで滑らかなマイクロCRFを得る事ができます。

マイクロCRF 注入する場所

注入する場所

上眼瞼のくぼみ、下眼瞼のくぼみ、頬のくぼみ、頬全体、口唇、こめかみなど

注入する脂肪を採取する場所

大腿内側、下腹部などが代表的ですが、脂肪をとりたい場所ならどこでも選択可能です。必要最小限の脂肪を採取する場合と、いらない脂肪をしっかりと吸引する場合と希望に応じ対応いたしております。

マイクロCRF注入の流れ

01

専用シリンジで脂肪を摂取
コンデンスリッチファット用の専用シリンジを用いて脂肪吸引を行い、外気に触れないまま脂肪を採取します。

02

チュメセント液(麻酔液)を廃棄
1のシリンジを10分間立てておくと、脂肪とチュメセント液(麻酔液)とに分離するので、チュメセント液(麻酔液)のみ廃棄します。

03

採取した脂肪を遠心分離
シリンジを専用機器LIPOMAX-SCで遠心分離し、排泄オイル(死活・老化細胞)、麻酔液、血液、細胞膜などの不純物を分離除去します。
シリンジ内に残った脂肪がコンデンスリッチファットです。

04

さらに細かく遠心分離
これをさらに専用機器FillerGeller(フィラージェラー)を用いて細かく粉砕し、再度遠心分離します。

05

マイクロCRF
壊れた細胞を分離除去して残った良質な脂肪細胞がマイクロCRFとなります。

06

マイクロCRFを注入
MAFT-Gunを使用し、精密にターゲット部位に注入いたします。

ここまでのプロセスを全て行っても、コンデンス(濃縮)に必要な時間は約20分、そのため、従来の脂肪幹細胞注入で最低でも6時間かかっていた手術を2時間半で行う事が可能になりました。

マイクロCRF注入方法

MAFT-Gunを使用し、精密にターゲット部位に注入いたします。

MAFT-GUNは2006年に発表された微細な脂肪注入を可能にする注入器です。MAFTはmicro-autologous fat transplantationの略です。注入針は鈍針で直径は2.5-3.0mmとなっております。MAFT-GUNによる1回のショットで、非常に微小量の0.0067(1/150)mlから0.0083(1/120)mlずつの脂肪滴を注入することが可能です。

マイクロCRF注入術 しこりの要因と対処法

しこりができるにはいくつかの要因があり、どの脂肪注入法でも起こってしまう可能性があります。

case 01 不純物が含まれていた場合

採取した脂肪から麻酔液や血液、死活細胞や老化細胞といった不純物をきちんと除去しないまま注入すると、これらが栄養素の循環を妨げ、注入した脂肪が死んでしまいます。それがしこりや石灰化となって残ると言われております。

case 02 まとめて脂肪を注入した場合

不純物を取り除いた健全な脂肪細胞だけを注入するマイクロCRF注入術でも、しこりができた場合に考えられる要因です。1か所からまとめて脂肪注入すると、組織内で脂肪が塊となってしまいます。すると脂肪塊の深層に栄養が行き届かないため、死んだ一部の脂肪がしこりになるのです。あらゆる層に少量ずつ注入するマルチプルインジェクション技術で、塊にならないように脂肪注入することが大切です。

case 03 大量の脂肪を注入した場合

マイクロCRF注入術でも考えられるもう一つのしこり要因です。皮膚の伸展の限界を超えると内圧が高くなるため、いくらマルチプルインジェクション技術で注入しても組織内は酸欠状態になってしまいます。

マイクロCRF注入術 Q&A

手術後の腫れ、内出血はどのくらいでひきますか?

部位にもよりますが手術後およそ1~2週間でひいてしまいます。高周波温熱療法(CET)を行うことで腫れ、内出血の消退を早めます。目の周りは比較的腫れやすいので、量の調節が必要です。

術後は痛いですか?

軽い痛みは出現しますが、鎮痛剤を使用しますので、日常生活は翌日から普通におくれます。

運動はいつからできますか?

遊離組織移植なので、組織に血行が再開するまでの間、注入部位は安静が必要です。できれば1カ月程度注入部位が激しく動くような運動は控えたほうが無難です。脂肪吸引部位は直後から軽めの運動OKですが、激しい運動は2週間ほど控えていただいております。

入れた脂肪が動いたり、ずれたりしないですか?

注入した脂肪が動いたり、ずれたりすることはありません。

手術は痛いですか?

基本的に局所麻酔と静脈麻酔の併用で行っておりますので、術中痛みを感じることはありません。

傷は目立ちますか?

針の刺入部位が初め若干赤くなりますが、細い注入針を用いておりますので、傷が目立って残ることはありません。傷は最も目立ちにくい場所を選んで注入しますので、傷跡はほとんどわからなくなります。脂肪吸引する場所も、目立たない部位を選んで採取し、手術終了時の縫合も形成外科的縫合を行いますので、傷は最小限となります。

しこりになると聞きましたが・・?

しこりは吸収されず壊死した脂肪組織が、異物として認識され被膜に覆われた状態です。しこりが発生する原因は、大量の脂肪をひとつの場所に入れすぎることで起こります。予防するには、細かく注入層を分けて丁寧に注入する事につきます。注入後のマッサージも丁寧に行うことが必要です。

数年前他の施設で脂肪注入を受けしこりができました。取り除くことは出来ますか?

しこりの大きさ、場所によりますが、取り除く方法として、穿刺吸引、摘出などを適切に選択します。

マイクロCRF注入術 料金

マイクロ CRF注入術 コンデンスリッチ脂肪注入術料金 + マイクロCRF作成費100,000円

※価格は全て税別です。

マイクロCRF注入術 術後経過・リスク・副作用・合併症

起こり得る可能性のあることを列挙しております。
当院ではこれらの症状を起こさないよう、それぞれについてしっかりと対策をとり、細心の注意を払い施術を行っております。
万一症状が起きた場合にも対処法をご用意しております。症状の改善を図るよう全力で診療を行います。

術後経過について

手術後の腫れ、内出血
手術後およそ1~2週間で引いていきます。仕上がりは6か月です。脂肪吸引部に浮腫みが生じますが徐々に吸引の効果が現れます。当院では脂肪吸引部に高周波温熱療法(CET)を行うことで腫れ、内出血の消退を早める対策をおこなっております。
術後の痛み・違和感
手術後痛み、違和感を生じることがあります。数日〜数週で消失することが多いです。一時的な感覚低下を生じることがあります。
傷跡
術後1〜2か月は赤みが分かります。経過とともに目立たなくなっていきます。稀に若干の凸凹が生じることがあります。

リスク・副作用・合併症について

皮膚の張りのなさ
皮下脂肪を吸引することで皮膚の張りが減少します。タルミを生じることがあります。通常、吸引量を調整し、タルミを可能な限り生じないようにします。
貧血
術後貧血傾向になります。十分な栄養と安静をお取りください。
吸引部位のしびれ、知覚低下
術後に出現することがあります。時間の経過とともに改善してまいります。当院では知覚神経の本幹を損傷しないよう吸引する場所を考慮して行っております。
色素沈着
稀ですが、術後手術のストレスなどにより皮膚に色素沈着を来す可能性があります。日焼けしないよう紫外線は避けてください。
感染
稀ですがどのような手術でも感染のリスクがあります。感染が起きた場合、抗生剤による治療や、膿がたまっている場合は小切開排膿を行い、感染源の摘出が必要となる場合があります。
しこりの形成、脂肪壊死
しこりの形成や脂肪壊死を来す可能性があります。その場合除去するには外科的手術が必要になります。乳房へ注入する場合は、術前および経過中の乳癌検診をお勧めいたします。術後の乳癌検診の際には、手術内容を検査医療機関にご申告ください。
手術の効果が感じられない
脂肪の生着率には個人差があります。吸収されて物足りなく感じることがあります。足りない部分には再度脂肪を注入するか、ヒアルロン酸を注入してふくらみを補うことができます。
肥厚性瘢痕
傷跡が赤く盛り上がることがあります。傷の治りを良くするクリーム、注射、内服薬などで治療を行います。必要があれば切除再縫合で改善を図ります。
左右差
人の身体は元々左右差があるため、完全な左右対象は困難です。手術で修正可能な場合、修正手術を行います。

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