当院の施術・手術・看護について

Primo Quality

プリモ麻布十番クリニックにおいて手術前後に行っている、安全のために、そしてより良い結果のために配慮している点や工夫などを紹介いたします。

医師、看護師、美容カウンセラーそれぞれが、その立場からより良い医療サービスを提供するために日々一生懸命努力を重ねております。

術後の抗生剤について

術後に起こる合併症の一つとして術後感染症があげられます。

術後感染症は、手術部位が汚染されて細菌が入り感染が成立してしまうことです。

細菌は人間の鼻腔内、口腔内、耳孔、皮膚の表面だけでなく、部屋の空気中にも存在しています。

手術を行う部位、周囲には必ず細菌が存在しているといっても過言ではありません。

当院では手術中の消毒を徹底するとともに、術後には抗生剤を必ず処方いたしております。
吸引ドレーン器具を挿入している方や、プロテーゼなどの異物を挿入するような術後感染症のリスクが比較的高い術式に対しては、
内服に加え手術後2日間程度点滴での抗生剤の投与を無料で行っております。

各種専用ベッドについて

当院にある手術用ベッドは上半身を自動で起こせるタイプのベッドを使用しております。

これによって手術中にご自身でデザインや仕上がりの確認をしていただく際に、

もたれかかったまま上半身を座位にすることが可能です。

豊胸術のサイズチェックの際や、目の手術などで重宝いたします。

当院の手術後お休みいただく回復室のベッドも自動で上半身を起こせるタイプのベッドを使用しております。

このベッドにより、手術後は腹圧がかからず楽に呼吸することができます。

また、術後の浮腫みの軽減にも効果的です。

美容皮膚科の施術に使用している個室の施術ベッドも同じく自由に角度を変えることができますので、

施術の際に座位で注入することも可能です。

診察や施術の待ち時間もリラックスしてお過ごしいただけます。

褥瘡予防対策について

全身麻酔や静脈麻酔下での手術中は痛みも感じず、患者様自身で意識的に動くことができなくなります。

その間、骨が突出している部分や体重がかかる部位の皮膚に圧力が加わります。

長時間そのままにしておくと圧迫を受けた皮膚は血行不良状態が続き、

最悪の場合、皮膚が虚血壊死し、褥瘡(床ずれ)が発生します。

当院では手術中の褥瘡発生を予防するために、看護師が定期的に患者様の体を他動的に動かして除圧するとともに、

除圧バッグを骨の突出部に敷くなどして褥瘡発生の予防に努めています。

手術で使用した針をカウントいたします

手術中に使用した針糸の体内遺残を防ぐため、術前と術後で針糸の数が異なっていないか、

直接介助についた看護師がすべての手術において責任をもってカウントしております。

術前の説明に術式の詳細なパンフレットを用いています

手術を受けられる患者様全員に術後の注意事項や手術内容に関する詳細、手術当日~経過について書かれたパンフレットをお渡しし、

不安など少ない状態で手術当日を迎えられるよう努めております。

点滴の針

当院では手術時に使用する留置針は基本的に22Gを使用しております。

投与する薬剤の濃度や投与量、手術時間に応じて適切な太さを選択しますが、

患者様への負担や苦痛を軽減させる目的でやや細めの針を使用しております。

また、痛みに弱い患者様には、ご希望によって麻酔科医が吸入麻酔剤を用いて入眠させてから点滴を留置するなどの配慮もいたしております。

針抜去時には内出血を防ぐため、長めに確実な圧迫止血を行っております。

感染対策の徹底

手術器具に限らず、術後の検診や抜糸、各種フィラー注入治療に使用する器具や、トレイなど各種医療器材もすべて、

一次洗浄、二次洗浄後に必ずオートクレーブによる乾熱滅菌処理をしてから使用しております。

感染症を持っている患者様の手術の場合、単回使用ディスポーザブル器具を可能な限り用い、

手術用ベッドや機器をビニールなどで覆い、他者への感染を防ぐ対策を徹底し手術を行っております。

注入治療の際の疼痛軽減処置について

ブロック麻酔、局所麻酔を積極的に用いております。

また時間がある方には必要に応じ強力な皮膚浸潤麻酔クリームや麻酔テープを使用いたします。

時間が余りなく、麻酔クリームやテープを希望しない患者様にも、痛みを最小限にするために

必ず局部を十分に冷却してから注入治療を行います。

リカバリールーム(回復室)について

当院では術後にお休みいただく完全個室のリカバリールーム(回復室)を3室完備しております。

全身麻酔、静脈麻酔後には、呼吸状態、循環動態の観察を行い、血圧、酸素飽和度、脈拍などを継続して測定いたします。

バイタルサインのチェックや痛みの観察も行うことで、異常の早期発見、苦痛を最小限にすることに努めています。

必要に応じ点滴での薬剤投与、酸素投与、ネブライザー治療なども回復室において行います。

眼球の保護の徹底

全身麻酔や静脈麻酔中は瞬きができず、目が乾燥しがちです。

また痛みを感じないため、なんらかの原因で手術中に眼球が圧迫されていても自分ではわからないため、重篤な合併症が起きる可能性があります。

当院では、すべての手術において手術中の眼球の保護を徹底しております。

麻酔科医や看護師により術中も定期的に眼部のチェックを行い、スタッフ一同高い意識をもって手術に取り組んでおります。

手術における痛みの軽減目的に点眼剤を使用します。

術後目が閉じづらい手術を行うと、目が乾きやすくなり、ドライアイや結膜炎になりやすくなります。

手術中は眼球の乾燥予防のための眼軟膏塗布、眼球保護シートの使用を徹底しております。

手術後も目が大きくなる手術などの場合、点眼剤、眼軟膏を処方するとともに、

睡眠時に瞼を強制的に閉瞼するように用いていただくテープもお渡しいたしております。数日から数週間使用いただきます。

結膜側からのアプローチの手術においては、術後の腫れ防止、消炎の目的に、強力な鎮痛消炎作用のある点眼剤を用いております。

プライバシーの保護

当院は待合個室を4室ご用意いたしております。当日手術後にお休みいただく回復室は完全個室で3室用意しております。

院内で患者様同士がすれ違うことのないように配慮しご案内しております。

個人情報保護士の資格をもった常勤スタッフにより、カルテ、写真などの個人情報の保護を徹底しております。

インターネット経由の不正アクセスを防ぐ目的に、NTT PC communicationsのトータル・セキュリティ・マネジメント・サービスシステムを導入しております。

術中の加温について

手術中、麻酔薬の影響、体位、手術部位の肌を露出して消毒するなどで体温が低下することがあります。

術中、術後に体温が低いと、麻酔から覚めた時に悪寒や震えが出たり、痛みを感じやすくなる、息苦しく感じやすくなる事があります。

また不整脈などの合併症が増えることが分かっています。

当院ではボディーの手術の際、肌を出す面積を最小限にし、非露出部を電気毛布などで加温することで体温低下を予防しております。

必要に応じ麻酔管理中の輸液も温めたうえで点滴いたします。

脂肪吸引の手術において用いるチューメセント液も、やはり同じ理由から温めたチューメセント液を注入いたします。

手術後も寒さを感じる患者様に対しては回復室において電気毛布の使用や室温調整を行い、患者様の安全を守り苦痛を減らせるよう努めております。

理想写真について

手術中、患者様ご本人の写真と患者様がなりたい理想の写真を手術室に貼らせていただいております。

手術中、常に写真を確認しながら手術を進めていくことで、患者様の理想に少しでも近づけることができるよう努めております。

術前に相談しながら作成したシミュレーション画像も同様に手術室に貼ります。

またこの様にはなりたくないというNGの写真もあればNGと分かるように記載し、そうならないようにと手術中に確認しながら手術を進めてまいります。

術前の問診の徹底

術前の体調を調べる目的に、手術前に血算、肝機能、腎機能、止血凝固、感染症検査などの血液検査を行います。

全身麻酔を予定する方には血液検査に加えて心電図検査、胸部レントゲン写真撮影を行っております。骨切りを伴う手術の場合には術前にCTを撮影しております。

また、初回来院時、各検査前、手術当日に看護師による詳細な問診を設けております。

安心、安全を第一に考え、患者様が手術をされてきれいになった後も、もともとの健康を損なうことがないよう、

確認を重ねた上で手術を予定するようにしております。

吸引ドレーン器具の利用

手術中に術野を剥離したり切開したりなどの操作をすることによって浸出液や血液が溜まることがあります。

手術中は止血操作を徹底し、漿液腫、血腫の予防を行っております。

万一それらが溜まることで、縫合不全や感染を引き起こしたり、腫れが長引いたりします。

それを防ぐために、そのリスクがある手術に対しては、念のため積極的に吸引ドレーンを留置しております。

吸引ドレーン器具によって体内に貯留した浸出液や血液を体外に排出し、排出されたものや創部を観察することによって感染の早期発見、創傷治癒促進につながっております。

術後感染予防のための術中の洗浄

術後の感染を防ぐために、侵襲の大きい手術では術野を閉創前に生理食塩水で十分に洗浄いたします。

抗生剤と止血剤を混ぜてしっかり洗浄いたしますので、術後感染の発生率を軽減させていると考えております。

フットポンプについて

全身麻酔時間が長くなるにつれ、全身麻酔による合併症のリスクが増加します。

その中の合併症に深部静脈血栓(DVT)が原因で発生する肺塞栓症があげられます。エコノミークラス症候群というと馴染み深いでしょうか。

麻酔で眠っている間は体動がなく、同じ姿勢を続けることになるので血行が悪くなり、血管の中に血の塊(血栓)ができやすくなります。

その血液の塊が血管壁から剥がれて血流にのって肺まで流れて肺の細い血管内で詰まってしまうのが肺塞栓症です。

肺塞栓症は場合によっては死に至るとても怖い合併症です。

当院では、肺塞栓症の予防のために間欠的空気圧迫法の一環でフットポンプを使用しております。

ふくらはぎや足底部を反復的に圧迫することにより、足底部からの静脈血流を保つことで

DVTの予防し肺塞栓症の発生を防いでおります。

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