診療のご案内

鼻孔縁形成術

鼻の鼻がつりあがり、目立つ方へ

鼻の穴の形は、緩やかなアーチを描いているのが良いとされております。
アーチが急峻で上に切りあがって見える方、正面から鼻の穴が見えやすい方には、鼻孔縁を下げる手術が適応になります。
反対に鼻孔縁が下がって鼻の穴がかぶさって見えにくい方には、鼻孔縁をあげる手術が適応になります。

鼻孔縁形成術 当院の特徴

鼻の穴の形を目立たなくします。
皮膚軟骨複合組織採取部位は基本的に耳介の舟状窩からで傷は最小限です。
手術は気道の確保を安全に行うため、全身麻酔下におこないます。

鼻孔縁形成術 方法

鼻孔縁を下げる方法は、鼻孔のすぐ鼻腔内の鼻毛の生えていない皮膚を表に出すように展開し、生じた皮膚欠損に耳介から皮膚軟骨複合組織を移植します。これにより鼻の穴が目立ちにくくなります。傷痕は鼻腔内で目立ちにくく仕上がります。鼻孔縁を上げる方法は、鼻孔縁の皮膚の一部を切除し、丁寧に形成外科的縫合をおこなうことで、肉厚な感じの小鼻をスッキリと見せることができます。レティナーを固定し手術を終了いたします。

鼻孔縁形成術 症例写真

C 左鼻孔縁形成術+鼻中隔延長術修正+他院鼻プロテーゼ入れ替え術+眉間プロテーゼ 症例経過写真

韓国で鼻中隔延長術+隆鼻術をお受けになられましたが、形態に満足せず、当院で左鼻孔縁形成術+鼻中隔延長術修正術+他院鼻プロテーゼ入れ替え術+眉間プロテーゼ手術を行いました。25歳女性(nose_08_1)

B 右鼻孔縁形成術 症例経過写真

右の鼻孔が急峻に吊り上がって見えるのが嫌で治療を希望されました。 耳介からの皮膚軟骨複合組織移植術を行っております。37歳女性(nose_08_2)

A 鼻孔縁形成術 症例経過写真

鼻の穴がやや正面から見えやすいということで、当院で鼻孔縁形成術を行いました。

鼻孔縁形成術の処置期間・アフターケア

《手術当日》

患部の状態

鼻の形を整え、腫れ・内出血を防ぐため、鼻全体を通常7日間ギプスで固定します。指示があるまでは外さないでください。外すと腫れが長引く、組織が壊死することなどにより鼻先の形が変わる、曲がるなどのリスクが高くなります。
鼻孔にレティナという装具を縫合固定しています。レティナは固定除去後も3~6か月間適宜ご自宅などでご使用いただきます。
鼻腔内も青色の糸で縫合しております。通常は2週間で抜糸となります。
耳介前面に傷が残ります。耳に耳介血腫予防のための綿を縫合固定します。ご自身で取り外したりしないようにしてください。
麻酔の影響により、のどが痛くなることがございます。通常数日で改善します。

術後処置・アフターケア

手術当日帰宅直前に医師による検診があります。
ギプスの装着状態をチェックいたします。
抗生剤(細菌感染予防のため)・鎮痛剤(通常痛みは軽度ですが、念のため処方しています)・胃薬(鎮痛剤などによる副作用を抑制するため)を術後4日間内服していただきます。

日常生活

ギプスが取れるまでは、顔を水に濡らさないようご注意ください。シャワーは首から下のみ、ドレーンがついている場合は胸より下のみ可能です。入浴は1週間お控えください。顔は拭く程度にしてください。
ギプス・耳に固定の綿がついている間は、洗髪をお控えください。美容室などでギプス・耳に固定の綿を濡らさないように保護できるようでしたら、美容室などでの洗髪は可能です。
痛みに関しては、それほど強くないため通常の内服鎮痛剤で十分にコントロールしていただけます。
鼻血や血液が混ざった鼻水が出ることがあります。その際は、鼻をかんだり、ティッシュを詰めたりせず、優しく拭き取るようにしてください。
就寝時はクッション等を用いて上半身を高くして上向きでお休みください。うつ伏せ、横向きでの就眠は鼻にストレスがかかりますので禁止させていただいております。
飲酒・喫煙は1週間程度お控えください。

《7日目》【ギプス除去・抜糸のためご来院】

患部の状態

術後の腫れにより、鼻先が丸いなど不自然さを感じる時期です。経過とともに、必ず腫れが引き改善していきます。
内出血が生じると鼻周囲、頬などが黄色っぽくなります。個人差はございますが、通常1~2週間で自然に吸収され消失します。
一時的に鼻先などの感覚が鈍くなることがございます。経過とともに改善してまいります。
耳介軟骨を使用した場合、耳介の感覚が鈍くなる、しびれが出ることがございます。触ると圧痛がしばらくの間あります。経過とともに改善してまいります。
術後に鼻の左右差が生じる事があります。移植組織の生着が悪くなるとリスクは高くなります。
鼻孔縁は軟骨移植を行うため、もともとの鼻よりも少しだけ厚く硬くなります。

術後処置・アフターケア

医師による検診があります。
鼻を保護しているギプス・鼻孔レティナを取り外します。
耳介軟骨を採取している場合、耳介血腫予防のための綿を取り外します。又、耳介創抜糸を行います。

日常生活

術後7日目以降、洗髪・洗顔、入浴が通常通り可能になります。
術後は安静が必要です。激しい運動は1~2か月お控えください。
患部以外は翌日(術後8日目)からメイクが可能です。
かさぶたは無理に剥がさないでください。
鼻血・鼻水は軽く押さえて拭き取るようにし、綿棒などは使用しないようにしてください。
鼻掃除、鼻をかむなどは術後1ヵ月はしないようにしてください。
鼻を触る、うつ伏せ・横向きでの就寝は鼻にストレスがかかるため、術後3か月間はお控えください。
横向きは耳の創部の痛みを生じることもありますので、仰向けで就寝ください。
就寝時や、ご自宅にいる間は鼻孔レティナを装着してください。

《2週間目》【抜糸・検診のためご来院】

患部の状態

腫れや内出血がかなり落ち着いてきます。傷跡の赤みがあるのは通常です。
耳を下にお休みいただくと痛みが生じますのでお控えください。

術後処置・アフターケア

医師による検診があります。
鼻腔内の抜糸をいたします。

日常生活

翌日(術後15日目)から創部のメイクが可能です。
鼻をかむなどは術後1ヵ月しないようにしてください。また鼻を触る、うつ伏せ・横向きでの就寝は鼻にストレスがかかるため、術後3か月間はお控えください。
横向きは耳の創部の痛みを生じることもありますので、仰向けで就寝ください。
就寝時や、ご自宅にいる間は鼻孔レティナを装着してください。

《1・2・3か月》【検診のためご来院】

患部の状態

徐々に完成に近づきますが、まだ浮腫みや腫れがございます。

術後処置・アフターケア

医師による検診があります。
術後処置はございません。

日常生活

術後1ヵ月以降は通常通り鼻をかんだり、鼻掃除が可能になります。
鼻を触る、うつ伏せ・横向きでの就寝は鼻にストレスがかかるため、術後3か月間はお控えください。
横向きは耳の創部の痛みを生じることもありますので、仰向けで就寝ください。
就寝時や、ご自宅にいる間は鼻孔レティナを装着してください。

《6ヶ月》【検診のためご来院】

患部の状態

ほぼ完成となります。鼻の柔らかさもだんだんと出てまいります。

術後処置・アフターケア

医師による検診があります。
術後処置はございません。

日常生活

すべて通常通り可能ですが、念のため鼻をぶつけたり、潰したりしないよう守るようにしてください。
鼻孔レティナは装着終了となります。

鼻孔縁形成術 Q&A

手術後の腫れはどのくらいでひきますか?

手術後およそ1週間でひいてしまいます。

お化粧はいつからできますか?

鼻尖の手術後、通常3~5日間ほどギプス固定を行います。ギプス除去後に化粧を行ってもOKです。組織移植は初期の安静がとても重要です。安静を保つためギプス固定を行います。

移植した軟骨が動いたり、ずれたりしないですか?

軟骨移植は自家組織移植なので、自分の組織同士がなじみくっつきます。術後一度落ち着いた移植軟骨が動いたり、ずれたりすることはありません。

手術は痛いですか?

手術は基本的に静脈麻酔で行っておりますので、痛みを感じることはありません。

傷は目立ちますか?

移植は鼻の中におこないますので、傷は見えにくいですが、鼻翼が若干厚く固くなります。皮膚軟骨を採取する耳の傷は目立ちにくく工夫します。

鼻孔縁形成術 料金

鼻孔縁形成術 ¥500,000

※価格は全て税別です。

鼻孔縁形成術 術後経過・リスク・副作用・合併症

起こり得る可能性のあることを列挙しております。
当院ではこれらの症状を起こさないよう、それぞれについてしっかりと対策をとり、細心の注意を払い施術を行っております。
万一症状が起きた場合にも対処法をご用意しております。症状の改善を図るよう全力で診療を行います。

術後経過について

レティナの装用
通常7日目にレティナの固定除去を行います。レティナは固定除去後も可能な限り装着をお勧めしております(24時間、6か月間を目安に)。
手術後の腫れ
7~10日で引いていきます。仕上がりは約6か月です。
手術後の内出血
稀に出ることがあります。内出血が生じると鼻周囲、頬など黄色っぽくなります。個人差はありますが、通常1~2週間で自然に吸収され消失いたします。
手術後の違和感
手術後鈍い痛み、違和感を生じることがあります。数日で消失することが多いです。
鼻先の感覚が鈍くなる
術後、鼻先の感覚が鈍くなることがありますが、多くは一時的です。

リスク・副作用・合併症について

鼻孔の左右差
術後に左右差が生じる事があります。組織移植の生着が悪くなるとリスクは高くなります。手術で修正可能な場合、修正手術を行います。
鼻づまり
手術後鼻づまりが起こり得ます。6ヵ月待っても鼻づまりが改善されない場合、改善させるための手術が必要となることがあります。
鼻先、鼻孔周囲が硬くなる、厚くなる
移植部は皮膚軟骨移植を行うため、もともとの鼻より若干硬く厚くなります。初めは腫れの影響で余計にそう感じますが、6ヵ月から1年の経過でかなり落ち着いていきます。
感染
稀ですがどのような手術でも感染のリスクがあります。感染した場合、抗生物質の点滴治療、洗浄処置、場合によっては異物の除去などの処置が必要です。再手術は通常6ヵ月あけて状態が改善した後行います。その場合は、耳介の皮膚軟骨を用いて再手術を行います。
壊死
移植した組織が感染や安静が守れず傷んだ場合壊死に陥ることがあります。その場合、鼻孔の左右差が生じたり、いびつさが生じることがあります。また効果が不十分となる可能性があります。手術で修正可能な場合、修正手術を行います。
組織採取部のリスクについて
耳介

耳介前面に傷が残ります。見えにくいところから採取いたします。

耳介の感覚が鈍くなることがあります。軽い圧痛があります。

採取した耳介はほんの少しだけ小さく感じることがあります。

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