診療のご案内
中顔面若返り(下眼瞼から頬への若返り)
下まぶたから頬を若い時の印象に近づけます
中顔面(下眼瞼から頬への若返り)には下眼瞼脱脂術+頬部脂肪注入(CRF)の組み合わせが最適です。
下まぶたから頬を若い時の印象に近づけます。
下眼瞼脱脂術は、皮膚に傷を残さずまぶたのふくらみを取り除きます。
頬にかけての張りを出すために、CRF脂肪注入を行います。
目元の小じわには適量の涙袋ヒアルロン酸注入を行います。
中顔面のコンビネーション治療になります。
中顔面若返り(下眼瞼から頬への若返り) 当院の特徴
下眼瞼の脱脂は裏側(結膜側)からのアプローチなので皮膚に傷が残りません。
腫れが3日~7日程度と早く引きます。
お化粧は翌日から行えます。
全身麻酔で手術を行います。
コンデンスリッチ脂肪注入(CRF)により、高い脂肪定着率を実現します。
しこりや脂肪壊死のリスクを抑えます。
目元の若返りのために涙袋ヒアルロン酸注入を行います。
中顔面若返り(下眼瞼から頬への若返り) 方法
下眼瞼脱脂術
下まぶたがふくらんでいて、光のあたり方によってクマにみえるのは、眼窩脂肪という脂肪がもともと多いのか、老化により脂肪が前に出てきてしまうためです。下眼瞼脱脂術によって症状が軽快いたします。
まぶたの裏側(結膜側)の小さな穴から脂肪を脱脂する手術です。
下眼瞼の眼窩脂肪は3つのコンパートメントに分かれると言われているので、3か所から脂肪を取りすぎないよう、適量ずつ切除するところがポイントです。
傷はまぶたの裏側のみなので、傷が目立つ心配はありません。術後の腫れも数日で引いてしまいます。
頬部脂肪注入(CRF)
ゴルゴ線、ほうれい線を中心に広範囲に頬前面へコンデンスリッチファット(CRF)を注入し、頬をふっくらとさせる施術です。
脂肪はお腹や太ももから採取して、頬へ注入します。
必要に応じ量を調節いたします。片側5~30ccほどCRFを注入します。
注入にはセルブラシという脂肪を細かく注入できる専用器具を用います。
注入した脂肪の50~60%が生着するとされています。
一度で満足できない場合は繰り返し施術可能です。
中顔面若返り(下眼瞼から頬への若返り) 症例写真
K 前額脂肪注入+頬部脂肪注入 症例経過写真
額、頬をふっくらさせる目的で、大腿部より脂肪採取し、前額脂肪注入+頬部脂肪注入を受けていただきました。同時に下眼瞼脱脂術も受けていただいています。
- 費用(税込、麻酔代別)
- 前額脂肪注入¥440,000
- 頬部脂肪注入¥440,000
- 下眼瞼脱脂術¥330,000
- リスク・副作用(起こり得る可能性のあること)
- 腫れ、内出血、創の赤み、盛り上がり、かゆみ、皮膚の張りの低下、吸引部位のしびれ、知覚低下、凹凸、左右差
瞼の違和感、結膜の傷跡、瞼の形態の変化、複視
中顔面若返り(下眼瞼から頬への若返り) 処置期間・アフターケア
《手術当日》
患部の状態
浮腫みにより、白目が一時的にゼリー状になる場合がありますが、時間の経過とともに消失してきます。
血液の混ざったような目やにが出る場合がありますが、異常ではありませんので優しく拭き取ってください。
まれに内出血が出ることがあります。白目の部分に赤く出ることもあります。個人差はありますが、約1~2週間で消失します
術後処置・アフターケア
手術当日帰宅直前に医師による検診があります。
抗生剤(細菌感染予防のため)・鎮痛剤(通常痛みは軽度ですが、念のため処方しています)・胃薬(鎮痛剤などによる副作用を抑制するため)を術後3日間内服していただきます。
日常生活
当日より洗顔、洗髪、全身のシャワーが可能です。
入浴は1週間程度、激しい運動は2週間程度お控え下さい。
当日からメイクが可能です。目元のメイクは翌日から可能です。
コンタクトレンズは違和感がなければ術後3日目から装着可能です。但し、白目がゼリー状になっている間は装着をお控え下さい。
目元をこすらないようにしてください。稀に出血する可能性があります。又、傷に悪影響を及ぼす可能性がありますので、安静を保つようにして下さい。
就寝時はクッション等を用いて上半身を高くしてお休みください。
飲酒・喫煙は1週間程度お控えください。
《7日目》【検診のためご来院】
患部の状態
腫れは1~2週間で引き、炎症が落ち着いていてきます。
浮腫みにより、白目が一時的にゼリー状になる場合がありますが、時間の経過とともに消失してきます。
血液の混ざったような目やにが出る場合がありますが、異常ではありませんので優しく拭き取ってください。
まれに内出血が出ることがあります。白目の部分に赤く出ることもあります。個人差はありますが、約1~2週間で消失します。
脂肪吸引した創を抜糸します。希望によって傷の治りを良くするクリームなどの処方を行います。
内出血が生じると吸引部位、脂肪注入部位、その周囲などが紫あるいは黄色っぽくなります。個人差はありますが、通常2~3週間で自然に吸収され消失します。
術後処置・アフターケア
医師による診察があります。
吸引部分の抜糸を行います。抜糸後、傷口に専用テープを貼付します(腋窩は除く)。6カ月程度継続していただきます。
日常生活
術後7日目以降、通常通り入浴が可能になります。
目元をこすらないようにしてください。稀に出血する可能性があります。
脂肪が定着するまで半年かかりますので、その期間は脂肪注入箇所を過度に温めることや強めのマッサージはお控え下さい。
脂肪吸引箇所の腫れや浮腫みを抑えるため、圧迫固定を2週間は24時間装着することをお勧めいたしております。
稀ですが、術後手術のストレスなどにより皮膚に色素沈着をきたす可能性があります。日焼けしないように紫外線は避けてください。
就寝時は仰臥位でお休みください。
《1~3ヶ月》【検診のためご来院】
患部の状態
徐々に完成に近づきますが、まだ若干の浮腫みや腫れがございます。
傷跡の赤み、かゆみは個人差がありますが、約1~2か月で落ち着きます。
術後処置・アフターケア
医師による検診があります。
術後処置はございません。
日常生活
目元をこすらないようにしてください。稀に出血する可能性があります。
脂肪が定着するまで半年かかりますので、その期間は脂肪注入箇所を過度に温めることや強めのマッサージはお控え下さい。
傷口に専用テープを貼付してください。
吸引部分の圧迫固定を継続することをお勧めしております。
就寝時は仰臥位でお休みください。
《6ヶ月》【検診のためご来院】
患部の状態
浮腫みも引き、柔らかさも出てきて、ほぼ完成となります。
脂肪の生着率には個人差があります。吸収されて物足りなく感じることがあります。足りない部分には再度脂肪を注入することが出来ます。
稀に傷跡が赤く盛り上がることがあります。傷の治りを良くするクリーム、注射、内服薬などで治療を行います。必要があれば切除再縫合で改善を図ります。
皮下脂肪を吸引することで多少皮膚の張りが減少します。
術後処置・アフターケア
医師による検診があります。
術後処置はございません。
日常生活
すべて通常通り可能です。
中顔面若返り(下眼瞼から頬への若返り) Q&A
傷は目立ちますか?
下眼瞼脱脂術は結膜側(裏側からのアプローチ)から脱脂をおこなうため、皮膚に一切傷を残しません。
脂肪注入は針の刺入部位が初め若干赤くなりますが、細い注入針を用いておりますので、傷が目立って残ることはありません。
傷は最も目立ちにくい場所を選んで注入しますので、傷跡はほとんどわからなくなります。脂肪吸引する場所も、目立たない部位を選んで採取し、手術終了時の縫合も形成外科的縫合を行いますので、傷は最小限となります。
術後はどのくらいから化粧ができますか?
メイクは術直後からOKです。
腫れはどのくらい続きますか?
下眼瞼脱脂術後は通常、大まかには3~4日で引いてきます。むくんだ感じは1週間ほど続くこともあります。脂肪注入、吸引部位はおよそ1~2週間でひいてまいります。
手術中は痛いですか?
麻酔は全身麻酔で行いますので、意識、痛みはありません。
術後は痛いですか?
軽い痛みは出現しますが、鎮痛剤を使用しますので、日常生活は翌日から普通におくれます。
内出血はでますか?
まれに内出血がでることがあります。皮膚に出た場合はコンシーラーで隠せますが、結膜下に内出血が出現した場合には、吸収されるまでに1~2週間を要します。
高周波温熱療法(CET)を行うことで腫れ、内出血の消退を早めます。
運動はいつからできますか?
遊離組織移植なので、組織に血行が再開するまでの間、注入部位は安静が必要です。
脂肪吸引部位は直後から軽めの運動はOKですが、激しい運動は2週間ほど控えていただいております。
入れた脂肪が動いたり、ずれたりしないですか?
注入した脂肪が動いたり、ずれたりすることはありません。
しこりになると聞きましたが・・?
しこりは吸収されず壊死した脂肪組織が、異物として認識され被膜に覆われた状態です。しこりが発生する原因は、大量の脂肪をひとつの場所に入れすぎることで起こります。
予防するには、細かく注入層を分けて丁寧に注入する事につきます。注入後のマッサージも丁寧に行うことが必要です。
中顔面若返り(下眼瞼から頬への若返り) 料金
下眼瞼脱脂術+頬部脂肪注入(CRF)(ゴルゴ線、ほうれい線を含む頬前面広範囲脂肪注入)+涙袋ヒアルロン酸注入 | ¥ 770,000 |
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※価格は全て税込です。
中顔面若返り(下眼瞼から頬への若返り) 術後経過・リスク・副作用・合併症
起こり得る可能性のあることを列挙しております。
当院ではこれらの症状を起こさないよう、それぞれについてしっかりと対策をとり、細心の注意を払い施術を行っております。
万一症状が起きた場合にも対処法をご用意しております。症状の改善を図るよう全力で診療を行います。
術後経過について
- 手術後の腫れ
- ・下眼瞼脱脂術
- 手術後およそ1~3日で大きな腫れは引いていきます。浮腫みは1週間程度気になる場合があります。
- ・頬部脂肪注入
- 手術後およそ2〜3週間で引いていきます。仕上がりは6か月〜1年です。脂肪吸引部に浮腫みが生じますが徐々に吸引の効果が現れます。
- 手術後の内出血
- 稀に出現することがあります。1~2週間で消失していきます。
- 当院では脂肪吸引部に高周波温熱療法(CET)を行うことで腫れ、内出血の消退を早める対策をおこなっております。
- 瞼の違和感
- 下眼瞼若返りを行ったすぐは、瞼に違和感を生じます。時間の経過とともに緩和する症状です。
- 脂肪注入後の痛み・違和感
- 手術後痛み、違和感を生じることがあります。数日〜数週で消失することが多いです。一時的な感覚低下を生じることがあります。
- 傷跡
- 結膜に残ります。経過とともに目立たなくなっていきます。
- 脂肪注入後1〜2か月は赤みが分かります。経過とともに目立たなくなっていきます。稀に若干の凸凹が生じることがあります。
リスク・副作用・合併症について
- 変化が乏しい、変化しすぎる
- 下眼瞼の脂肪がまだ残っていると思われた場合、再度下眼瞼脱脂術を行います。頬のボリュームがさらに必要な場合、再度CRF脂肪注入やヒアルロン酸注入などを行い形態の調整を行います。
- 瞼の形態の変化
- 若干小じわが増えることがあります。涙袋が分かりやすくなることがあります。
- くま
- くまが改善する手術ですが、色などの症状は残ります。
- 複視
- 外眼筋に手術の影響が及ぶと起こることがあります。
- 皮膚の張りのなさ
- 皮下脂肪を吸引することで皮膚の張りが減少します。タルミを生じることがあります。通常、吸引量を調整し、タルミを可能な限り生じないようにします。
- 貧血
- 術後貧血傾向になります。十分な栄養と安静をお取りください。
- 吸引部位のしびれ、知覚低下
- 術後に出現することがあります。時間の経過とともに改善してまいります。当院では知覚神経の本幹を損傷しないよう吸引する場所を考慮して行っております。
- 色素沈着
- 稀ですが、術後手術のストレスなどにより皮膚に色素沈着を来す可能性があります。日焼けしないよう紫外線は避けてください。
- 感染
- 稀ですがどのような手術でも感染のリスクがあります。感染が起きた場合、抗生剤による治療や、膿がたまっている場合は小切開排膿を行い、感染源の摘出が必要となる場合があります。
- しこりの形成、脂肪壊死
- しこりの形成や脂肪壊死を来す可能性があります。その場合除去するには外科的手術が必要になります。
- 脂肪の注入量が多すぎた
- CRF脂肪注入では生着率が約50~60%のため、必要量の若干多めの脂肪を注入する必要があります。注入直後は腫れの影響も加わり大きく感じますが徐々に吸収されていき、6か月〜1年かけて完成いたします。やはり多すぎると感じる場合には脂肪吸引や脂肪溶解注射によって調整を行います。
- 手術の効果が感じられない
- 脂肪の生着率には個人差があります。吸収されて物足りなく感じることがあります。足りない部分には再度脂肪を注入するか、ヒアルロン酸を注入してふくらみを補うことができます。
- 肥厚性瘢痕
- 脂肪注入後傷跡が赤く盛り上がることがあります。傷の治りを良くするクリーム、注射、内服薬などで治療を行います。必要があれば切除再縫合で改善を図ります。
- 左右差
- 人の身体は元々左右差があるため、完全な左右対象は困難です。手術で修正可能な場合、修正手術を行います。
監修医師
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