プロテーゼと異なる豊胸術の方法として、脂肪注入法ではCRF(コンデンスリッチファット注入)を採用していますが、他の脂肪注入法とくらべて、利点はなんですか?【コンデンスリッチ豊胸術】

コンデンスリッチファット注入はアメリカの厚生労働省にあたるFDAが認可した機械「LIPOMAX-SC」で抽出した脂肪を外気に触れないようにしながら遠心分離にかけ、細胞膜や死活細胞といった不純物を除去し、良質の脂肪だけにコンデンス(濃縮)されたものをバストに注入する方法です。不純物を除去した良質の脂肪を注入することで、石灰化やしこりができるのを予防するだけでなく、脂肪の定着率も高いと言われています。従来の脂肪注入の定着率が約40%だったのに対し、CRF(コンデンスリッチファット注入)では約50~70%まで高まりました。手術時間も脂肪幹細胞注入の半分以下で済み、良質の脂肪のみを注入することでダウンタイムが少ないというメリットがあります。

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