表皮 | プリモ麻布十番クリニック

身体の最も外側を覆う組織。その内側には真皮・皮下組織が存在する。
一般に皮膚や肌というと表皮のことを指すことが多い。
外側から角質層・顆粒層・有棘層・基底層の4層で構成される。
一番外側の角質層は、死んだ表皮細胞が何層にも重なってできており、細胞間は主にセラミドと呼ばれる細胞間脂質で満たされている。
水分を保ち、紫外線や細菌などの外部からの刺激から肌を守るバリアの役目を果たしている。
顆粒層は角質層と有棘層との間に存在する薄い層で、ケラトヒアリンという顆粒(小さい粒)の存在により紫外線を反射させ、内部への侵入を防いでいる。
有棘層は表皮の大部分を占める生きた細胞の層である。基底層で作られたメラニンを含む。
基底層は最も若い細胞の層である。細胞分裂を繰り返し、新しい細胞が古い細胞を押し上げるようにして移動することで、細胞の生まれ変わりが行われている。これがターンオーバーである。
基底層にはメラノサイト(色素細胞)が存在し、メラニンを生成することで紫外線から内側の真皮層を守っている。


Author 美容形成外科医 大場 理事長/院長 ブログ

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