第31回日本形成外科手術手技学会 | プリモ麻布十番クリニック 美容整形ブログ 2503

第31回日本形成外科手術手技学会

By 2026年7月4日お知らせ

第31回日本形成外科手術手技学会(2026/3/7 大阪)において「形成外科手技を背景にした美容外科手術」で、当院理事長大場教弘が発表させていただきました。

 

演題名

鼻翼縮小術後変形に対する鼻翼修正術

 

筆頭著者

大場 教弘(プリモ麻布十番クリニック)

 

共著者(所属機関名)

大場 天祐子(プリモ麻布十番クリニック)、高橋 範夫(プリモ麻布十番クリニック)

 

目的

美容外科手術後の鼻翼変形は組織の過剰切除が原因の一つです。症状としては鼻孔縁のnotching、鼻翼の平坦化、鼻翼顔面溝が浅く不明瞭になるなどが挙げられます。

今回貴重な機会をいただきましたので、私どもが行っている鼻翼縮小術後変形に対する鼻翼修正術について報告させていただきます。

 

対象と方法

2016年から2024年までに当院で鼻翼の術後変形のために修正をおこなった症例は22症例でした。症例の内訳は男性1例、女性21例で、平均年齢は29.6歳でした。

鼻翼の形態を希望に近く整えるため、耳介軟骨移植術や局所皮弁を用いて修正を行いました。

全身麻酔下に耳介から採取した軟骨片のカーブを利用し、あるいはカーブ状に軟骨を形成し鼻翼に作成した皮下ポケットへ移植しました。局所で皮膚が利用できる場合には修正に利用しました。

 

結果

鼻孔縁のnotchingの修正は鼻孔縁へ皮膚あるいは軟骨を加えることである程度改善させることができました。平坦化した鼻翼形態や不明瞭となっていた鼻翼顔面溝は、鼻翼へのカーブ状の軟骨移植術などによって改善できました。1例で術後に感染し移植軟骨を除去しました。

 

考察

組織不足が大きい場合には皮膚軟骨複合移植などもしばしば選択されます。今回の発表では鼻翼の術後変形に対し、局所皮弁、軟骨を中心とした組織移植術によって修正術を行った症例にフォーカスし報告いたしました。鼻翼変形の修正は美容外科的観点からみると非常に困難な領域で、まだまだ術式改善の余地が大きいと考えております。

 


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