鼻の手術を行う際、
手術の効果が出やすく、かつ傷が最小限となるように、
各施術によりアプローチを選択します。
現在代表的なアプローチ法は上の†?†の方法でしょうか。
†はinfracartilagenous incisionです。
クローズド法で、傷は鼻の穴の中だけで目立ちにくい方法です。
鼻尖縮小術などの際に用いるアプローチです。
†はintercartilagenous incisionです。
クローズド法で、傷はもっとも目立ちません。
プロテーゼで隆鼻術を行う際などに用います。
†はtranscolumellar incisionです。
オープン法とも呼ばれ、鼻柱に傷が残ります。
傷は目立ちにくい場所なのですが、
W型に切ったり、ステップ状にしたりとより傷が目立たないよう配慮します。
鼻中隔延長術、整鼻術、鼻尖吊り上げ術など
やや複雑で、形を大きく変える手術の際に用います。
広い術野で確実に丁寧に構造から鼻を形成することが可能です。
私が大学病院の形成外科研修医の時に習ったrim incisionは、
今ではあまり用いる先生は少なくなったような気がします。
プリモ麻布十番クリニック
