隆鼻術 鼻の整形 | プリモ麻布十番クリニック

診療のご案内

隆鼻術

希望のイメージにオーダーメイドプロテーゼ

隆鼻術とは鼻根部から鼻背にかけてプロテーゼを用いたり、自家組織を用いて鼻を高くする方法です。

鼻を高くする方法には、ヒアルロン酸などの注入によるものと、シリコンプロテーゼによる隆鼻術があります。

隆鼻術が向いている方

  • 1鼻根部から鼻尖にかけて高さが欲しい方
  • 2鷲鼻にしたいなどの鼻筋の形をこだわりたい方
  • 3鼻先が鼻中隔延長術によって高くなり、バランスを合わせたい方

隆鼻術 方法

ヒアルロン酸注入による隆鼻術は手軽に鼻を高くすることができます。
吸収される物質のため、繰り返し注入が必要ですが、生体にとって安全な物質ですので異物に抵抗感がある方にも安心して施術していただけます。質感はヒアルロン酸によりやや柔らかいものから硬いものまで種類により異なります。

プロテーゼは鼻の穴の中から入れるため傷は表面上まったくわかりません。
当院ではL型プロテーゼによる弊害(鼻が上を向く、鼻尖の皮膚が薄くなるなど)を避けるため、基本的にI型のプロテーゼを用いております。各種サイズを取りそろえてありますので、ご希望に応じ最適なサイズを選び、形にあわせ削り出しフィットさせます。挿入部位は鼻骨の骨膜下に入れるので、術後プロテーゼが動揺することはありません。
またプルアウト固定という方法でプロテーゼの上下を真ん中の最適な位置に固定するので、曲がらず、確実にまっすぐに入れることができます。

オーダーメイド特別注文プロテーゼ

当院では鼻のご相談の際に、できるだけ3Dシミュレーション画像を用いたカウンセリングを行っております。その画像からご希望の形態を知ることができ、また手術前からの変化量を定量的に知ることができます。シミュレーションページへ

オーダーメイド特別注文プロテーゼを作成する場合、事前にCTを撮影いただき、そのデータからご自身の実態モデルを作成し、そのうえでご希望の変化量をレジンなどの樹脂を用いてプロテーゼの型どりを行います。その型からシリコンプロテーゼ作成いたします。作成されたオーダーメイド特別注文プロテーゼは、ご自身の骨にフィットするため、左右方向、上下方向にずれにくく、プロテーゼの辺縁も骨になめらかに移行するため、プロテーゼの輪郭が出にくく、自然な形態を永久に保つことが可能です。もちろんご希望の変化によってプロテーゼの微調整は比較的簡単に可能です。

CTから得られたデータをもとに実態モデルを作成します。

希望の形態になるよう、シリコンプロテーゼの設計を行います。

オーダーメイドシリコンプロテーゼのメーカーから、多くの症例に安全かつ効果的に使用しているということで当院が表彰され、FITmeのキードクターとして認定されました。

自家組織による隆鼻術

異物を入れたくないが、自分の組織をつかってなら鼻を高くしたいという希望があります。そのようなご希望に沿うために、当院では自家組織による隆鼻術を行っております。

軟骨は吸収が少なく、形態が最も安定しやすい移植材料です。真皮脂肪、筋膜、脂肪注入などはある程度吸収されますので、それも見越して少し過矯正にいたします。吸収の程度は予想が難しいので、後日追加の加療が必要となる可能性があります。また修正の際に、自家組織による方法は、プロテーゼによる隆鼻術よりも修正の難易度が高くなります。

【移植材料】

 

軟骨

肋軟骨、耳介軟骨などを採取

 

真皮脂肪

臀部、耳介後面、鼠径部などより採取

 

筋膜

側頭筋膜、大腿筋膜などを採取

 

脂肪注入

上腕、腹部、大腿部などから採取、

コンデンスリッチファットCRFに精製

他院で行った隆鼻術の修正について

ヒアルロン酸などの注入による隆鼻術の修正

  • 1ヒアルロン酸を入れすぎて太くなった。
  • 2ヒアルロン酸が分解されず残っているので分解したい。
  • 3ヒアルロン酸注入したが形が気に入らない。
  • 4レディエッセを注入したが形が気に入らない。
  • 5非吸収性注入剤(アクアミド、ダーマライブ、バイオアルカミドなど)を除去したい。

ヒアルロン酸を注入された鼻は丸くみずみずしく、入れすぎると太くなります。吸収されにくくなり不自然に残ることもしばしばみられます。その場合、ヒアルロン酸分解剤(ヒアルロニダーゼ)を用いることですぐに分解が可能です。

分解直後にヒアルロン酸を入れなおすことは難しいですが、1週間程度経過を待てば問題なくヒアルロン酸の再注入が可能です。再注入の際には長期持続型ヒアルロン酸を用いることで、ヒアルロン酸自体が硬く流れにくくなっており、自然に形態を整えることが可能です。

ヒアルロン酸分解剤にはアレルギーが100人に1人くらいの割合で起きることが報告されています。当院ではあらかじめ少量で皮内テストを行い注入可能かどうかの判定をしております。

レディエッセやほかの非吸収性注入剤(アクアミド、ダーマライブ、バイオアルカミドなど)が入っている場合には、外科的に摘出するか吸引除去を試みます。

プロテーゼによる隆鼻術の修正

  • 1プロテーゼの形が気に入らない。
  • 2プロテーゼが触ると動いて不自然。

他院で入れたプロテーゼが気に入らない場合、プロテーゼ入れ替え術によって修正を行います。L型シリコンプロテーゼやI型シリコンプロテーゼは輪郭が出やすいため、当院ではゴアテックス製プロテーゼを採用しております。

この場合、眉間部分から一体型で用いる場合が多くなりますが、眉間部分なしで形成も可能です。プロテーゼが触ると動くのが嫌という場合には、鼻骨骨膜下へポケットを作成し入れ替える事で動揺しなくなり、触っても自然な感触になります。

鼻プロテーゼ入れ替え術へ

隆鼻術の参考文献・論文(references)

The use of Gore-Tex E-PTFE bonded to silicone rubber as an alloplastic implant material.

Berman M, Pearce WJ, Tinnin M.Laryngoscope. 1986 May;96(5):480-3. doi: 10.1288/00005537-198605000-00002.PMID: 3517533

 

Silicone augmentation rhinoplasty in an Oriental population.

Tham C, Lai YL, Weng CJ, Chen YR.Ann Plast Surg. 2005 Jan;54(1):1-5; discussion 6-7. doi: 10.1097/01.sap.0000141947.00927.49.PMID: 15613873

 

Silicone implants in augmentation rhinoplasty.

Zeng Y, Wu W, Yu H, Yang J, Chen G.Aesthetic Plast Surg. 2002 Mar-Apr;26(2):85-8. doi: 10.1007/s00266-002-1493-0.PMID: 12016491

隆鼻術 症例写真

KB 鼻中隔延長術+隆鼻術+眉間プロテーゼ 症例経過写真

KB 鼻中隔延長術+隆鼻術+眉間プロテーゼ 症例経過写真

鼻先を伸ばして高くする目的で、鼻中隔延長術+隆鼻術+眉間プロテーゼ手術を行いました。

費用(税込、麻酔代別)
鼻中隔延長術¥660,000
隆鼻術¥330,000
眉間プロテーゼ¥330,000
リスク・副作用(起こり得る可能性のあること)
腫れ、内出血、鼻出血、鼻づまり、鼻柱の傷跡、鼻先、耳介の知覚低下、鼻の傾き、鼻尖部の挙上ができない、鼻の形の左右差、プロテーゼの動揺
N 眉間プロテーゼ+隆鼻術 症例経過写真

N 眉間プロテーゼ+隆鼻術 症例経過写真

眉間から鼻先までしっかりと高くして鼻筋を通したいというご要望から、当院にて隆鼻術+眉間プロテーゼを行いました。

費用(税込、麻酔代別)
隆鼻術¥330,000
眉間プロテーゼ¥330,000
リスク・副作用(起こり得る可能性のあること)
腫れ、内出血、鼻出血、鼻づまり、傷跡、鼻先、耳介の知覚低下、鼻の傾き、鼻尖部の挙上ができない、鼻の形の左右差、プロテーゼの動揺
BJ 鼻中隔延長術+他院鼻プロテーゼ入れ替え術 症例経過写真

BJ 鼻中隔延長術+他院鼻プロテーゼ入れ替え術 症例経過写真

術前は他院で入れたL型プロテーゼが入っていて鼻がやや上向きに見えるのが嫌とのことでした。 鼻の穴も正面から見えやすい状態でした。 当院で鼻中隔延長術+鼻プロテーゼ入れ替え術を行いました。

費用(税込、麻酔代別)
鼻中隔延長術¥660,000
他院鼻プロテーゼ入れ替え術¥440,000
他院修正術¥330,000
リスク・副作用(起こり得る可能性のあること)
腫れ、内出血、鼻出血、鼻づまり、鼻柱の傷跡、鼻先、耳介の知覚低下、鼻の傾き、鼻尖部の挙上ができない、鼻の形の左右差、プロテーゼの動揺
GR 他院鼻中隔延長術修正術+隆鼻術+眉間プロテーゼ(特別注文プロテーゼ) 症例経過写真

GR 他院鼻中隔延長術修正術+隆鼻術+眉間プロテーゼ(特別注文プロテーゼ) 症例経過写真

3年半前に他院で鼻中隔延長術を受けていらっしゃいました。もっと鼻先を下に伸ばして高さを出したい、鼻の穴を見えにくくしたいとのことで、当院で鼻中隔延長修正術+隆鼻術+眉間プロテーゼ手術(特別注文プロテーゼ)を行いました。

費用(税込、麻酔代別)
他院鼻中隔延長修正術¥660,000
隆鼻術¥330,000
眉間プロテーゼ¥330,000
特別注文プロテーゼ+¥110,000
リスク・副作用(起こり得る可能性のあること)
腫れ、内出血、鼻出血、鼻づまり、鼻柱の傷跡、鼻先、耳介の知覚低下、鼻の傾き、鼻尖部の挙上ができない、鼻の形の左右差、プロテーゼの動揺
FJ 鼻中隔延長術+隆鼻術+眉間プロテーゼ 症例経過写真

FJ 鼻中隔延長術+隆鼻術+眉間プロテーゼ 症例経過写真

他院で3年ほど前に鼻孔形成の手術を受けていらっしゃいました。あまり変化が得られず、鼻を高くして鼻の穴が目立たないようにしたいということで、当院で鼻中隔延長術+隆鼻術+眉間プロテーゼ手術を行いました。

費用(税込、麻酔代別)
鼻中隔延長術¥660,000
隆鼻術¥330,000
眉間プロテーゼ¥330,000
リスク・副作用(起こり得る可能性のあること)
腫れ、内出血、鼻出血、鼻づまり、鼻柱の傷跡、鼻先、耳介の知覚低下、鼻の傾き、鼻尖部の挙上ができない、鼻の形の左右差、プロテーゼの動揺
Z 鼻中隔延長術+鼻プロテーゼ入れ替え術 症例経過写真

Z 鼻中隔延長術+鼻プロテーゼ入れ替え術 症例経過写真

術前はL型プロテーゼが入っていて鼻先が上向きに見えます。 鼻中隔延長術により鼻先を下向きに変え、プロテーゼはL型からI型へ変更し入れ替えています。

費用(税込、麻酔代別)
鼻中隔延長術¥660,000
他院鼻プロテーゼ入れ替え術¥440,000
他院修正術¥330,000
リスク・副作用(起こり得る可能性のあること)
腫れ、内出血、鼻出血、鼻づまり、鼻柱の傷跡、鼻先、耳介の知覚低下、鼻の傾き、鼻尖部の挙上ができない、鼻の形の左右差、プロテーゼの動揺

隆鼻術の処置期間・アフターケア

《手術当日》

患部の状態

鼻の形を整え、腫れ・内出血を防ぐため、鼻全体を通常5日間ギプスで固定します。指示があるまでは外さないでください。外すと腫れが長引く、鼻先の形が変わる、曲がるなどのリスクが高くなります。
鼻腔内にドレーンと呼ばれる溜まった血液を抜く管を挿入させていただくことがございます。溜まっていらなくなった血液や組織液を排出することで、腫れや内出血を最小限にする大切なものです。ご自身で抜いたり外したりしないでください。通常術後2~3日目に抜去します。
鼻腔内を青色の糸で縫合しております。通常は7日目で抜糸となります。
麻酔の影響により、のどが痛くなることがございます。通常数日で改善します。
鼻栓(綿球)をしています。
腫れが目元に大きく生じることがありますが、数日で改善いたします。

術後処置・アフターケア

手術当日帰宅直前に医師による検診があります。
帰宅直前に新しいドレーンスピッツに交換いたします。
ギプスの装着状態をチェックいたします。
抗生剤(細菌感染予防のため)・鎮痛剤(通常痛みは軽度ですが、念のため処方しています)・胃薬(鎮痛剤などによる副作用を抑制するため)を術後4日間内服していただきます。

日常生活

ギプスが取れるまでは、顔を水に濡らさないようご注意ください。シャワーは首から下のみ、ドレーンがついている場合は胸より下のみ可能です。入浴は1週間はお控えください。顔は拭く程度にしてください。
痛みに関しては、それほど強くないため通常の内服鎮痛剤で十分にコントロールしていただけます。
鼻血や血液が混ざった鼻水が出ることがあります。その際は、鼻をかんだり、ティッシュを詰めたりせず、優しく拭き取るようにしてください。
就寝時はクッション等を用いて上半身を高くして上向きでお休みください。うつ伏せ、横向きでの就眠は鼻にストレスがかかりますので禁止させていただいております。
手術後は腫れの影響で鼻づまりが起こります。元々の鼻中隔軟骨が左右対称ではなく少し傾いていることが多いので、左右どちらかがつまりやすくなります。
飲酒・喫煙は1週間程度お控えください。

《翌日~3日目》【点滴のためご来院】

患部の状態

鼻の創部はギプスを装着された状態です。
腫れのピークの時期です。目元まで腫れることが多いです。腫れは7~10日である程度引いてきます。
鼻根部や眉間まで手術の範囲が及んでおりますので、目元や頬にも腫れが生じ、内出血で紫色になったり、黄色になることがございます。

術後処置・アフターケア

手術翌日、必要に応じ2日目以降もドレーンの状態を確認いたします。ドレーンからの排出量が少なくなれば抜去いたします。
手術翌日、2日目に抗生剤の点滴投与をいたします。
ギプス、創部の状態をチェックいたします。
手術当日に処方された内服薬を継続して内服してください。副作用などを疑うような症状があればお申し出ください。

日常生活

首から下のみシャワーを浴びることは可能ですが、入浴は1週間お控えください。
シャワーの際はギプスが濡れないようにご注意ください。
鼻血や血液が混ざった鼻水が出ることがあります。その際は、鼻をかんだり、ティッシュを詰めたりせず、優しく拭き取るようにしてください。鼻をかむことは手術後1ヵ月間はお控えください。
横向きでの就寝、うつ伏せ寝、鼻を強く押さえることは術後3ヵ月間はお控えください。

《5日目》【ギプス除去のためご来院】

患部の状態

pullout固定の針穴は数日赤みがあります。
術後の腫れにより、鼻筋が太い、鼻先が丸いなど不自然さを感じる時期です。経過とともに、必ず腫れが引き改善していきます。
内出血が生じると鼻周囲、頬などが黄色っぽくなります。個人差はございますが、通常1~2週間で自然に吸収され消失します。
一時的に鼻先などの感覚が鈍くなることがございます。経過とともに改善してまいります。

術後処置・アフターケア

医師による検診があります。
鼻を保護しているギプスを取り外し、プロテーゼの位置を適切に固定しているpullout固定糸の抜糸を行います。

日常生活

術後5日目以降、洗髪・洗顔が通常通り可能になります。
術後は安静が必要です。激しい運動は1~2か月お控えください。
翌日(術後6日目)から創部のメイクが可能です。
眼鏡、サングラスなどは可能な限り装着を控えて下さい。
かさぶたは無理に剥がさないでください。
鼻血・鼻水は軽く押さえて拭き取るようにし、綿棒などは使用しないようにしてください。
鼻をかむ事は術後1ヵ月間はしないようにしてください。

《7日目》【抜糸のためご来院】

患部の状態

術後の腫れにより、鼻筋が太い、鼻先が丸いなど不自然さを感じる時期です。経過とともに、徐々に腫れが引き改善していきます。
内出血が生じた周囲、頬などが黄色っぽくなります。個人差はございますが、通常1~2週間で自然に吸収され消失します。

術後処置・アフターケア

鼻腔内の抜糸をいたします。

日常生活

術後7日目以降、通常通り入浴が可能になります。
鼻掃除、鼻をかむなどは術後1ヵ月はしないようにしてください。
鼻を触る、うつ伏せ・横向きでの就寝は鼻にストレスがかかるため、術後3か月間はお控えください。
眼鏡、サングラスなどは可能な限り装着を控えて下さい。

《2週間目》【検診のためご来院】

患部の状態

腫れや内出血がかなり落ち着いてきます。

術後処置・アフターケア

医師による検診があります。
術後処置はございません。

日常生活

鼻をかむ、鼻を強く押さえることは1か月お控えください。またうつ伏せ・横向きでの就寝は鼻にストレスがかかるため、術後3か月はお控えください。
眼鏡、サングラスなどは可能な限り装着を控えて下さい。

《1・2・3か月》【検診のためご来院】

患部の状態

徐々に完成に近づきますが、まだ浮腫みや腫れがございます。眉間の腫れがやや気になることがありますが、徐々に落ち着いてきます。

術後処置・アフターケア

医師による検診があります。
術後処置はございません。

日常生活

術後1ヵ月以降は通常通り鼻をかんだり、鼻掃除が可能になります。
鼻を触る、うつ伏せ・横向きでの就寝は鼻にストレスがかかるため、術後3か月間はお控えください。
眼鏡、サングラスなどは可能な限り装着を控えて下さい。

《6ヶ月》【検診のためご来院】

患部の状態

ほぼ完成となります。鼻の柔らかさもだんだんと出てまいります。
鼻づまりも改善してまいります。

術後処置・アフターケア

医師による検診があります。
術後処置はございません。

日常生活

すべて通常通り可能ですが、念のため鼻をぶつけたり、潰したりしないよう守るようにしてください。

隆鼻術 Q&A

手術後の腫れはどのくらいでひきますか?

手術後およそ1週間ほどでひいてしまいます。

お化粧はいつからできますか?

プロテーゼをまっすぐ固定するためにプルアウト固定を行う場合、通常3~5日間ほどテープを貼っています。茶色のテープを貼りますが、化粧はその上に行ってもOKです。
プルアウト固定を行わない場合は手術直後からそのまま化粧OKです。

プロテーゼはレントゲンに写りますか?

プロテーゼはレントゲン、CT、MRIなどで判別できます。

プロテーゼは安全ですか?

当院で使用しているプロテーゼの材質はシリコンまたはゴアテックスを採用しております。素材自体は人体に害は及ぼさないことがわかっています。
ただしL型でもちいると鼻尖の軟骨を変形させたり、鼻尖の皮膚が薄くなりやすく、最悪の場合露出することもあります。鼻が上を向いてしまうup nose変形もL型の欠点のひとつです。その点I型は鼻根部から鼻背部にかけて用いるため、鼻尖の形態を壊すことはありません。露出の可能性もかなり低くなります。
プロテーゼは異物ですからカプセルが周囲に形成されます。長期にわたるプロテーゼの使用により石灰化をきたすことがあります。硬くなり不快であったり、変形をきたした場合は入れ替えの必要が生じることもあります。

プロテーゼが動いたり、ずれたりしないですか?

当院ではプロテーゼを鼻骨の骨膜下に挿入固定しますので、術後一度落ち着いたプロテーゼが動いたり、ずれたりすることはありません。

プロテーゼの入れ替えはできますか?

形が気に入らなかったり、高すぎる、あるいは低すぎる、プロテーゼが触ると動く、曲がっているなど、過去に行った隆鼻術に不満がある方は、プロテーゼの入れ替えで改善が可能です。手術は鼻の中から行います。形はその方の希望に応じオーダーメイドで加工します。
プロテーゼが動く場合、鼻骨の骨膜下に入れなおすことで動かなくなります。曲がっている場合は、プルアウト固定をしっかりと行うことでまっすぐにすることが可能です。

手術は痛いですか?

当院では鼻の手術は基本的に静脈麻酔で行っておりますので、痛みを感じることはありません。局所麻酔下での手術を希望される場合、ブロック麻酔を併用しますので、麻酔を打つときの痛みも最小限となります。

隆鼻術のQ&Aをもっと見る

隆鼻術 料金

隆鼻術 ヒアルロン酸注入 0.1ccあたり ¥9,900

新型ヒアルロン酸

クレヴィエル

0.1ccあたり ¥13,200

オーダーメイドプロテーゼ

(ソフトシリコンまたはゴアテックス)

¥330,000

特別注文プロテーゼ

(実体モデル作成費含む)

+¥110,000
自家組織による隆鼻術 ¥440,000

※価格は全て税込です。

隆鼻術 術後経過・リスク・副作用・合併症

起こり得る可能性のあることを列挙しております。
当院ではこれらの症状を起こさないよう、それぞれについてしっかりと対策をとり、細心の注意を払い施術を行っております。
万一症状が起きた場合にも対処法をご用意しております。症状の改善を図るよう全力で診療を行います。

術後経過について

手術後の腫れ
7〜10日で引いていきます。仕上がりは約6か月です。
手術後の内出血
稀にでることがあります。内出血が生じると鼻周囲、まぶた、頬などが紫〜黄色っぽくなります。個人差はありますが、通常1〜2週間で自然に吸収され消失いたします。
手術後の違和感
手術後鈍い痛み、違和感を生じることがあります。数日で消失することが多いです。
ドレーンの留置
皮下に血液が溜まることを防ぐために、鼻腔内にドレーンを留置することがあります。ドレーンを使用する場合は、翌日、二日目も通院が必要な場合があります。
鼻先の感覚が鈍くなる
術後、鼻先の感覚が鈍くなることがありますが、多くは一時的です。経過とともに改善していきます。
鼻出血
手術後、鼻出血がみられることがあります。鼻の穴に指などを入れないようにしてください。
傷跡
オープンアプローチで行う手術のため、鼻柱に傷が残ります。数か月は傷の赤みがあり、その後時間の経過とともに薄茶色から白い瘢痕に変化します。3〜6ヵ月かけて、傷が目立ちにくくなっていきます。

リスク・副作用・合併症について

手術後の鼻の傾き
皮膚の伸びが悪い状態で無理に高くすることでリスクは高くなります。必要に応じ修正手術で矯正いたします。場合によっては鼻の高さを低くする必要があります。
プロテーゼの動揺
動揺しないように通常骨膜下にプロテーゼを入れますが、入れ替えの場合、術後の問題が生じた場合などに動揺する場合がございます。必要に応じ修正手術で矯正いたします。
鼻づまり
手術後鼻づまりが起こることがあります。鼻づまりが改善されない場合、改善させるための手術が必要となることがあります。
感染
どのような手術でも感染のリスクがあります。感染した場合、抗生物質点滴、洗浄処置、場合によっては異物の除去などの処置が必要です。再手術は通常6ヵ月あけて状態が改善した後に行います。
鼻尖の拳上ができない
プロテーゼの挿入によりもともとの鼻より硬くなり鼻尖の挙上が難しくなります。
傷跡が目立つ
オープンアプローチで行う場合、鼻柱に傷が残ります。Pullout固定の針穴は数日赤みがあります。極稀に傷が目立つことがあります。傷の治りを良くするクリーム、注射、内服薬などで治療を行います。必要があれば切除再縫合で改善を図ります。稀に段差が残ることがあります。
鼻が高すぎる、低すぎる
必要に応じ高さを調整する修正手術をおこないます。

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監修医師

当院の形成外科専門医による監修のもと、医療広告ガイドラインに準じて、WEBサイトを運営しております。

大場教弘 理事長/院長

資格・所属学会

医学博士

日本形成外科学会認定 形成外科専門医

日本美容外科学会認定 美容外科専門医(JSAPS

日本美容外科学会認定 美容外科専門医(JSAS

厚生労働省麻酔科標榜医

国際美容外科学会(ISAPS)正会員

アメリカ形成外科学会(ASPS)国際会員

頭蓋骨顔面外科学会会員

日本レーザー医学会会員

経歴

1996年 大阪市立大学医学部卒業

1996年〜1999年 大阪市立大学医学部付属病院 形成外科

1999年〜2003年 大阪市立大学大学院医学研究科

2003年〜2005年 大阪市立大学医学部付属病院 形成外科

佐野記念病院 形成外科(非常勤)

大東中央病院 形成外科(非常勤)

2005年〜2008年 リッツ美容外科 東京院

2009年〜 プリモ麻布十番クリニック

2011年〜 医療法人社団プリモ 理事長

2020年〜 神戸大学医学部附属病院 美容外科 非常勤講師

2020年〜 プリモ麻布十番クリニック 理事長、院長兼務

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